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福岡発「納涼会」 結城君を偲ぶ 平成27年8月25日

 5月から福岡を拠点とし、レポーターとして活躍してきた福嶋君がHP委員の一員に加わりました。
今後も益々の活躍が期待されます。よろしくお願い致します。
では、福嶋君のレポートです。




                 
夏の暑さにも負けず、台風の直撃にもめげず、誉められもしないのに、825日の18:00から舞鶴にある くじらと旬菜の店「かん田や」に集った有志

7月に御早世をした結城君を偲ぶべく集まり、故人への供養も兼ね、大いに飲んで鯨料理を堪能しました。いつもの面々(大浦、小西、服部、寄川、高田、田所、稲永、木村)に加え、久々参加の奥村、吉田(隆)、山口嬢、松本、ピンポイントで帰郷参加の 今里、遠くからの 阿部(民)、病を駆使して 関、今やプロの写真家 増田、そして福嶋(すべて敬称略)。先ず結城君を偲んで献杯をし、納涼会を開始した。





     

  
近況報告を各テーブルの面々でしつつ、ビール、日本酒、焼酎を片手にくじらの刺身(心臓、ヒレなど6種類)、ステーキ、竜田揚げ、などの料理を平らげて、締めは雑炊、デザートに旬の梨を味わいつつアッとの間の2時間半が過ぎる。

 
大浦、寄川両氏による王維の漢詩「城曲
まずは寄川君の中国語にて朗読
送元ニ使安西 渭城朝雨潤輕塵 客舎青青柳色新 勧君更盡一杯酒 西出陽關無故人
大浦君の日本語の解説
中国の長安の渭城から陽関を経て安西に向かう使者を送る歌で、其処はいつも霧が深い場所で、柳は別れの時に贈る物だから別れを連想させる。昨夜は多いに飲み明かしたのに更に勧めるもう一杯の酒は、ゴクゴクと音をたてて、ぷは~といかにもカッーと熱いものがこみ上げてくる酒好きにはたまらない一杯である。故人は、友人の意味であるが結城君を偲ぶべく連想してしまう。別れといえば昔よりこの世の常なるものであるが、はずかしながら涙が流るるを抑えきれない。と冗談を交えつつ素晴らしい解説があった。
いつもながらに良きコンビである。

            

皆な皆な店主に美味しいものを食べさせてもらったお礼を言いつつ、集合写真を撮って散会となった。今宵も良き酒を呑める健康に感謝をして、また元気な内に故郷にて余生を謳歌しましょう。

                                                                             (福嶋記)


※集合写真は写真小僧こと増田君がスマホで撮影、結城君遺影も同窓会で撮影。



「鯨と海と銘酒」   平成27年6月13日
 

2015613  寄川企画の「鯨と海と銘酒」と題をうった食の会に集った10(寄川、髙田、行實、稲永、高本、田所、秋山、小西、エッちゃん(小西友人)、福嶋)

まずは、親富孝通りを左に折れたところにある 鯨と旬菜の店「かん田や」に集合した面々

  

   

大牟田出身の店主が出す鯨のステーキ、竜田揚げとカツ、刺身の3コースの分かれてそれぞれ好みの料理を堪能する。調理の仕方で味わい方が違うクジラ君、小さい頃の鯨肉とはまた印象が異なり美味な変身を皆が賞賛していた。

  

鯨を堪能した我ら10人の面々は、寄川君お薦めの30分散歩コースへ。ダイエーショッパーズを右手に見ながらKBC放送を通りすぎて右手に折れ、一路ベイサイドパークを目指す。途中で福岡競艇場にてトイレ休憩(麦酒が・・・・)。入場料がかかるので、中に入るのをやめてボートの爆音を聞きつつ外の隙間からのチラ見で通り過ぎる。(後ほど競艇の迫力は博多タワーの上からの見学をし



タワー下にある櫛田神社浜宮を参拝して、タワーに登る。停泊中の中国船や博多湾を一望して、飛行機から見る博多湾とは違う趣きの湾景を楽しんだ。ベイサイドが出来てすぐの時とは違ったように感じたのは、齢を重ねたせいだろうか。やがて「博多豊一」に到着。ここで各自一貫97円の寿司や刺身、海鮮丼を選び「男山」や3種の銘酒、ビールで乾杯する。寄川君から博多の地区を四等分した品格の由来話しを聞く。フムフムと感心しながら納得。

 

さっき鯨を堪能したばかりなのに、皆食欲旺盛だ。年がわからんばい。主婦は、ここで夕食の食材を物色して店を後にし、魚の水族館見学へ。結構、雄大で見とれてしまった、青色は癒しの色だ。

  

三次会のオオトリへは、バスにて大丸前まで行き徒歩。ここで行實君が抜け、つまみを用意した大浦会長が参加。白ビールと稲永君お薦めの赤ワイン(銘柄なんだっけ?どうも舶来ものの名前は忘れがちだ。)で乾杯する。

  

茨城の銘酒「郷の誉」や誰かの子息が勤める酒造の日本酒、白ワインを近くの味と心のサービス中華料理店「竹園」にて寄川君が注文したマーボ豆腐などで味わう。実に博多は食の宝庫だ。

酒の嗜み方を知っている秋山さんがグラスを開けて一足先に主婦は退席。暫くして小西、友人、髙田、高本等も退席。残った5人で、博多と東京の暮らしの違いや気風について話す。何故か限界と決めつけ論へ??? お開き前に、今日来れなかった関君に電話する。手伝いにと話すと農業の難しさを説教さる。(≧∇≦)オオトリの次は、会長の同級生が経営のスナックにてカラオケへと動く。

今回も、博多の豊かな食と酒を堪能した1日でした。ほんによかあ〜(*^_^*)

 

福嶋記

 

四次会「風子」にて

大浦君曰く「寄川相変わらず音痴やね。」→小生寄川、否定しない。小学生の折に福岡NHK児童合唱団に応募したが、即落とされた。田所さんは、流石ギター・津軽三味線等に親しんでいて歌い方もオーソドックスで実に上手い。福嶋君、独身生活が長くてカラオケに十二分に投資?したせいか、お顔立ちに似合わず比較的若い歌を歌いこんでいて聴かせる。大浦君の十八番「元禄名槍譜 俵星玄蕃」は、なかなか人生の味が出ている。

以上、1100過ぎ本日の半日福博の町堪能旅行は終わりを迎えた。 寄川評


福嶋君のレポートはipadから送ってもらって、一部パソコンで解読不能な絵文字が入り、文章からはずしています。残念。

 

 平成27年 筑紫丘高校同窓会定期総会

        

 5月30日(土)ホテルニューオオタニ博多で開催された同窓会定期総会は約1,000名の参加でした。
毎年当番回生の働きが目に留まります。、今回の38回生にはご苦労様の一言です。
今年は5月に開催されましたが、来年は例年通りに6月の第一土曜日4日に開催だそうです。

21回生は服部、岩本、城戸、手島、稲永、関、高田、谷口、の8名が参加しました。
一つのテーブルを使えたので窮屈な思いはせず歓談できました。男ばかりでしたが・・・
 案内も配布されたので紹介しておきます。
・吹奏楽部 第46回 定期演奏会 8月13日(木)17:00開場 福岡市民会館(入場無料)
・首都圏同窓会 11月7日(土)午後2時開始 目黒雅叙園 参加費 一般6,000円




「博多どんたく」祭りに集まり健康を祝す 5月3日
   
   
 
      博多の明るく華やかで気取らず、又厚い人情に酔いしれる

「ぼんち可愛いや寝んねしな 品川女郎衆は十匁 十匁の鉄砲玉…もうしもうし車屋さん ここから柳町や なんぼです 大勉強で十五銭…一度は気休め二度は嘘 三度のよもやに浮かされて 浮気男の常として 女房にするとは 洒落がいる」 博多の明るく華やかで気取らない雰囲気に、毎日が至福の悦びを感じる。

◎一次会 1230~ 於:岩田屋前特別ステージ

 参加者:秋山、行實、池田・息子、稲永、服部、松尾、寄川 8

 師匠、田所さん以下5名の津軽三味線に魂を揺さぶられて元気を貰う。

・秋山さん曰く「2011年にやっと戻って来られた福岡、最高、最高。三味線を通して日本の伝統文化を享受出来て幸せ。故郷に改めて感謝感激」

◎二次会 13001500 岩田屋から徒歩30秒の天神「角打」

 参加者:秋山、行實、稲永、服部、松尾、寄川、スケジュールの合間をぬって田所 7

 日本酒のかん酒をしこたま浴びて、健康を祝う。秋山さんが九州女らしく酒は何でも行けることが良く分かった。

・先ずは絶世の美女夏目雅子さんと同じ白血病骨髄移植で一年有余の闘病生活を経て戻って来た松尾君へ、皆で心からの祝杯を挙げる。

・福岡と東京の同窓会の差異の話題の中で、Mさんが帰省の折には養護・看護、50歳を超えてからの世界の峰登頂のチャレンジ精神を学ぶ為に、皆参集することを決める。

・松尾君が福岡を代表する警固小卒業と聞き、皆感服する。行實君が天神育ちの九州を代表する大名小卒業と聞き、皆敬服する。今後は、二人とも経歴で高校の名前は伏せて小学校の名前を言った方が、他人から敬意を評されると皆の意見が一致する。寄川君が別世界の超エリートの逸材を輩出し続けている卒業生だと知り、皆後ずさりする。

・秋山さんが、福博の美酒佳肴と人情味の厚さを一層味わう為に以下の事を決定する。

***一次会 613() 1330~ 於:天神 鯨のステーキ・竜田揚げ・刺身何れかのランチ定食1000円を味わう。福博の町らしく安くて、最高の味。

 二次会 15001700 博多湾・玄界灘、内外国船、九州山口各地・韓国・中国からの若人の旅人から元気を貰いながら、当地の美酒佳肴を堪能する。

*天神「角打」は、男女共に元気過ぎて声高となり周りのお客様に迷惑を掛けたので今回は延期とする。

 三次会 1730~「おおとり」***

***詳細は別途掲示予定。参加者は高田君宛申し込まれたし***

◎三次会 1500~ 於:明治通り 世界に冠たる精華のマーチングブラスバンドを中心に、各種「華」のパレードを堪能する。

     16001730 於:博多貿易港埠頭 日本酒・ビールを飲み直す。

 参加者:行實、稲永、寄川 3

3名共に、当市場で一貫94円の新鮮で豊富な寿司をたくさん買って、呉服町迄歩いてバス・博多駅へ徒歩・地下鉄と別れを惜しみつつ家路を急ぐ。

以上、高校時代縁もなかった面々と残された元気な内に、故郷福博に大感謝して愉快に過ごす。皆さん、又近々健康を祝福して、明るく華やかだが気取らない人情味豊かな故郷に親しみ、安くて美味しい当地の飲食を享受しよう。

                                                                             


写真提供:稲永


大浦君建立寺社仏閣巡り第4弾 博多区「聖福寺」お堂  平成27年4月18日
    
        
 
 「人は一代、名は末代」第4弾

 参加もしとらんし、もう記事は書かんでよかっちゃなかろうかと思っとりましたが・・・
 4月18日は久しぶりに女性が多く、幸運の女神が微笑んだのか、悪運が強いのがいたか、晴天に恵まれました。翌日からの統一地方選が雨で始まったのとは好対照。

 大浦君建立の寺社仏閣巡りも今回で4回目、第一回の熊本玉名「蓮華院誕生寺」本院 五重塔(左写真)に始まり、博多御供所「玄住庵」、糸島雷山「千如寺」、小郡「竈神社」、そして今回の博多御供所「聖福寺」となりました。
「聖福寺」は日本最古の禅寺で境内は国指定の史跡となっていて、大浦君はお堂(中左写真)を建立しました。何百年と後世に残る建造物、日本の伝統が生きる匠の技です。
日本古来の建築技術を今現在へ受け継ぎ蘇らせ、信仰の対象となりうる伝統の建造物を造ります。
重厚さと華やかさ、神社仏閣には日本のツボが詰まってる。
ツボには信仰の対象、心のよりどころがあり、集まった9名の内7名は心のよりどころを確認すべく居酒屋へと向かいました。それにここは禅寺、本来は座禅を組んで修業をすべきところを居酒屋で修業・・・。
悟りを開いた仲間達は楽しみました。

                                                        takata

上2段の写真提供 稲永君より

(^^ゞ昨日、大浦君の作品見学で聖福寺に仲間9名が集まりました。寺の正門、山門前、大浦君が建てたお堂、阿弥陀三尊像、方丈の内等を大浦君の説明を聞きながら見て廻りました。その後、東長寺の福岡大仏と地獄巡りして寄川君のオススメの店(ほくほく亭)で懇親会でした(^^ゞ。

                 
寄川君より

「おおとり」から、携帯で関係者に近況伺いの電話をしまくっていたみたいで、完全に酩酊していて迷惑を又又かけたな。ご免、ご免。

Fさんが、聖福寺、東長寺でも身内にご不幸が有ったとの事で、熱心に一生懸命にお参りされていた。途中で皆に向かって「九州男児はDNAが違うよね。一番よね」と。

→就職で関門海峡を越えるまでは、九州女は普通だと思っていた。都会の大阪の女、東京の女と談恋愛を体験して結論が出た。やはり九州女が一番。今は、何故かinternationalだけど。


田所さんより

 座禅で修業できなかったのが残念!!ですが居酒屋の修業も楽しかった。

 都会の喧騒の中、大浦さんの寺社仏閣めぐりは心がやすまります。古い建物と大浦さん作の新しい建物、コントラストが素敵。
博多の大都会の中にあんなに緑の多い、静かなお寺があるとは
今更ながら感慨に堪えません。
建物は今後200年以上保つのだそうな。後世に残る建物の建立
という素晴らしい仕事、見事なもんですね。
お寺さんのご厚意で厳かな本堂にも参らせていただきました。



初しぼりの銘酒を味わう気儘気楽な旅  2月22日

勝屋酒造に行ってきました。

2/22()9:00に博多駅に集合し、集まったのは6人(寄川、稲永、行実、小西、エッちゃん小西友人"、福嶋)。教育大前まで1時間の小旅行。仲々よい距離だ。列車でエッちゃんのカッコイイ弟さんと合流し、駅では服部、福嶋の義弟とまたまた合流し総勢9人となりました。駅から講釈師による赤間の宿、唐津街道と花嫁行列の解説を受けながら雨の須賀神社を参拝する。唐津街道を横切ると、赤間宿の街並みは両側ともに色々な出店で一杯。凄い賑わいだ。雨が降っていてそうだから、天気が良ければ・・・。

                                                                                    福嶋記

 
赤間宿 

目的の"町屋酒造に着くと中は人でごった返していた。


そんな中、しっかり飲んでる何処かの御仁にご婦人は誰?

        

また、しっかり知らない婦人を口説いている人もいた。

残念ながら、目的の「30度の日本酒」が御上のお達しにより分類が変わるとのことで、4年前から製造中止になっていて購入できず残念。(≧∇≦)帰りに花嫁行列を見て、シシ汁をすすった人もみんな駅で記念撮影。

ここから博多駅構内のほろよい通りの「辰悦丸」に場所を移して、超辛口「じゃんけ」とゴマさば、鯨の唐揚げつまみに昼食。旨いね、博多ごまサバは。この店、後ろのつまみの絵も上手い。

酒もたらふく飲んだので記念撮影をしてお開きに。この後、男性陣は行実君のおごりで若い美人店長の店で珈琲を飲んで解散。春一番の洗礼を受けながら帰宅。楽しい一日でした。

 ホームページ委員より

「かさぶらんか」と「二日市の会」はトップページ一覧から削除しています。
「かさぶらんか」ご愛読のごく少数の読者の方にはこの場を借りて、感謝とお詫びを申し上げます。
今後、過去の記事を見られる場合は、一覧の「その他のページ」から開いてください。「お知らせ」のページに掲載しています。
ホームページも開設から今年5月で丸10年です。10年だからと言ってどうのこうのはありません。
一つの区切りとなる年でもあり、今このタイミングが変化のときでもあるように思います。
昨年から頼もしい仲間も加わりました。よろしくお願い致します。

                                                髙田

重松君著「野に生きる」 2月14日

 昨年11月に出版された7組重松君の著書「野に生きる」を紹介します。
薫風舎の阿部君に教えてもらって半年、その時はまだ「野に生きる」は出版されていませんでしたが。遅れたのが幸いして最新の出版を紹介できることになりました。大浦君と二人訪問することが出来て重松君了解の上紹介の運びとなりました。3作目の出版です。
下に2008年11月に出版された「われら雑草家族」、1998年4月に出版された「山羊と暮らした」も紹介しておきます。
作品は読みやすく温かみがあり、時間が一気に50年以上前に戻ります。都会では暮らせない彼の生きる姿がそのまま、他に選択肢はなかったとしか言えない生き方、愛犬と過ごした日々が家族と共に描かれています。
お勧めの一冊です。
余計な先入観はなしに読んでいただくのが良いと思います。ちょっとした衝撃を受けられるかもしれません。

読者の感想をお待ちしています。ホームページ委員の高田まで送ってください。

著書を読まれると暮らしぶりは書かれています。敷地3,500坪の栗林を切り開き自給自足の生活、家も自力で建設、遠い記憶が蘇ってくるような、子どもの頃へ戻ったような生活が残っていました。
重松君は「石風社」のホームページ、コラム/連載のコーナーで「山の暮らし」を連載中です。
http://sekifusha.com/ 是非ご覧になってください。



            2008年11月出版                                  1998年4月出版

重松君が一員でもある山田市民塾主宰の遠賀川源流の森コンサート「たましいの響き」ハンマーダルシマーとギターの夕べが3月21日嘉麻市熊ヶ畑公民館2階ホールで開催されます。興味がある方は下の案内を開きご覧ください。
遠賀川源流コンサートtamashiinohibiki.pdf へのリンク

マリゾン牡蠣小屋ツアー  2月11日

2/11 11時に天神の三越ライオン広場に6(関、田所、稲永、行実、高本、福嶋)が集合し、バスにて福岡タワー行き32番線に乗り、マリゾン牡蠣小屋を目指しました。15分程で終点に到着。海側へ歩き牡蠣小屋の幟がハタハタとたなびいている階段を登って行くと、博多湾が一望できる広場に出て真下に牡蠣小屋がありました。糸島と違い透明のカッパを着ていざ牡蠣焼き開始。メガ盛りを注文し、焼いては食い、焼いては食い。追加は、牡蠣はもちろん、ホタテにシシャモなどなど。ここで高本君が一句、「牡蠣食えば  ビールが旨し  百地浜」締めは牡蠣ご飯(糸島とは違って可愛いい牡蠣ひとつ入り)。本格糸島とは雰囲気は違うが、食った食った2時間。

満足したのに更にタクシーで藤崎のもつ鍋屋へ。関君が誘う、もつ鍋は別腹だと。着いた「万十屋」というもつ鍋屋は、このまえ食べた冷泉町の店とは違い、味付けがすき焼き風であった。置かれた鍋は、石製でヒビ割れが目に付く。稲永君曰く、「ここに染み込んだ脂が染み出しを防ぐとともに、微妙な味わいを醸し出すんだ。」だそうだ。確かに一味違うような???  ん~わからんが、確かに冷泉の塩味風に対して味はすき焼き風の甘味が加わっていた。また違うもつ鍋に出会った。

店を出て取りあえず藤崎の地下鉄駅に行くと、「そうだ、川端ぜんざいを食べよう。」いう話になり中洲川端まで行く。博多座で何か公演があったようで、川端の商店街に和服姿の男女が目立つ。なかなか昭和の香りがして良い雰囲気の博多の街だ。山笠が飾ってあるぜんざい屋も、楚々とした御婦人が独りで食べていて、さり気なく席を詰めてくれたりと嬉しい佇まいだ。壁の説明を読んでいると、山笠のかつぎ棒は、1本が80kgもあるそうな、どうりで全体が1tあるはずだ。

店を出ると、稲永君が関君を送って共に帰る。残った4人で、話題になった「みやけうどん」や人気の旅館などの「場所確認に行こう」となり、ガイド行実君を先頭にツアーを決行する。山笠のコース説明を受けながら、うどん屋を見つけて着くと休みだった。(良かった、もう食えない。)

続いて大博通りにある東長寺では、大仏を拝んだ後、裏の真っ暗な通路を体験。前が全く見えないので、手摺りを離すとアウトだ。長野の善光寺も同じように大仏の下が同じようになっていて、もう少し長かった様に思う。

櫛田神社の鳥居をくぐった通りを行きながら次に向かったのは鹿島旅館。ここは古い佇まいの旅館で、今、この先の山本旅館とともに外国からの観光客に人気の宿らしい。看板に「Japanise Ryokan 」と書かれていた。町屋跡の通りを経て櫛田神社のおかめ口をくぐりお参りする。この右手にある「霊泉鶴の井戸」の水は飲んだことがなく、行実君が「飲んでごらん。」と言ったので飲むと、とても塩っぱかった。昔は海の中だったそうで、納得の説明であった。

行実君行きつけの川端ぜんざいの店(さっきとは別の店)を横目に天神まで歩く。途中色々な店があり、またまた散策の楽しみが増えた。天神で18時帰宅が信条のシンデレラボーイ行実君と別れて、「寄川君が紹介していた角打ちがこの辺なのよね。」と田所さんが言うので、平和楼前の角打ちの地下でもう一杯酒を嗜んで帰路へ。

合計8時間勤務の牡蠣小屋ツアーとなった。皆さんお疲れ様でした。

次回は、町屋酒造の味わい旅です。

                                                          福嶋()



  

  

もつ鍋で新年会  2月5日博多区冷泉町もつ鍋「みやもと」

「食った、食った 本格博多もつ鍋」

新春新年会その2と称して霙舞う2/5の冷たい博多の夕刻、中州川端商店街を左へ折れておたふく面の櫛田神社入口を通り過ぎ少し行くと左手に、あったあったもつ鍋屋「みやもと」。昭和の30年代からやっている元祖のお店である。

途中で会った高田君と暖簾をくぐると狭い階段を二階へ。壁や柱、用意してあるテーブルなどなど、そこは紛れもなく昭和の香り'プンプン'の部屋への誘い(いざない)であった。すでに木村()君が、'ここはこの姿でないと食べられないよ'と言わんばかりのスーツ姿で迎えてくれた。「もつ鍋は、大好きなんだけど今、痛風で食べられないんだよな!」と言いつつ来てしまったと木村君の弁。このあとイケメン好きの女将さんの特別サービスが待っていようとはこの時知るよしもなかった。

やがて、寄川、谷口、大浦、稲永、関夫妻らが続々と登場し、会の始まりとなった。鍋が登場、ニラ、キャベツ、豆腐そしてモツのシンプルな素材のみの鍋である。とりあえず瓶ビールで乾杯。ビールは、最初からグラスより瓶がなんとなく良いね。ほどなく鍋が煮えてきて、日本酒の熱燗も登場。銘柄は全国区のものだが、器が目を引くガラス製の特異な形をしていた。女将さんは………の様だと言って去って行ったが、小生には化学の実験を想像させる器具に見え、とても気に入った。

鍋がグツグツいい始めると、隣の寄川君が、「もう、食えるぞ!」とよそってくれた。ニラとモツを一緒に頬張ると"旨い!"。思ったよりもモツが柔らかい。もつ鍋って、こんなに旨かったっけ?と一瞬思った。ここのは新鮮なのだろうか?ダシが良いのだろうか?以前ゴムの様なモツを何処かで食べた記憶が過ってしまった。そこへ、モツ断ちしている木村君へ女将さんが気遣ったモツ抜き鍋の登場である。これには皆がやんややんや。トマトのざく切り付きである。これには木村君も感激。本来この店は、もつ鍋以外のメニューは、無しであるから特別メニューだ。

諸事雑談をしていると、モツが食べられない木村君へ差し入れを持参しながら「雪でタクシーが来てくれんやったとよ〜。」と言いながら小西嬢が登場。皆が更に盛り上がって乾杯!

そしていよいよメインイベント、漢詩の宴へと進んだ。「唐詩三十首」と題した書物を片手に寄川君が、漢詩を絶妙の発音で中国語で謳えば、大浦会長が日本語で謳う。また中国語で謳えば、関君が空で漢詩を応える。木村君も万葉集の歌を詠めば、額田王の諸説談義となった。この四人は、李白は、言葉をもてあそぶ中国の賢人だと、かなりののめり込みようである。東京でこの中国語に対抗できるのは、棚田君かな?いずれにせよ博多の在住人の力の一端を覗かせた瞬間であった。

その間、もつ鍋は、2杯、3杯とお代わりをし、締めはちゃんぽん入りで平らげられた。2時間半を過ぎて雨も上がって来たので会はお開きとなった。二次会組は、中州のショットバーにて、美人バーテンダーとの語らいに夜の巷に消えて行った。

 

次の会は、2/11の牡蠣小屋、2/22の勝屋酒造の蔵開きだそうで、また楽しみが増えそうである。

(福嶋記)


十坊山・まむしの湯

高本君が帰福したので、2月7日に一緒に行実君にガイド兼運転手をお願いして十坊山へ行って来ました。

背振山脈の西の端、糸島の福吉から入ったところにある十坊山(535m)を高本、田所、稲永、行実、福嶋の5人でハイキングしてきました。

9時に井尻駅に集合し、野多目から高速に乗り、福吉駅付近まで行き、ふくふくの里でトイレ休憩。まむし温泉に駐車し、登る準備をして登山口へ。

みかん畑、竹林、またみかん畑(レモンもあり)を横目に見ながら稲永君を先頭にゆっくりと歩き進む。15分程で休憩する。やはり元自衛隊は、健脚だ。息が乱れていない。体が重く、足にきそうだ。途中、行実君が高度を言ってくれる。200mとか250mとか。高本君がくれたチョコが美味。

徐々に高くなってくる程、休憩間隔が縮まる。300mを超えたところで一旦下がって行く。「なんで下がるの?せっかく上がってきたのに。」と自問自答。階段を上がり、頂上へ到着。フ~。

山頂で記念撮影の後、昼飯。旨い!食べ終えた時に一迅の風が稲永君を襲う。食べたカラ容器が見事に空中へと舞って行った。しばらく舞って落ちた。一瞬のハプニングだった。皆が唖然!

山頂には大きな岩があり鎖が着いていた。登ると糸島の海が一望に見えそうだったが、降りられなくなりそうだったのでやめた。

下山は、体重を活かして行実君、田所さんが早い早い。高本君は、目が悪くなってきたので下山の方が、足下に不安が出るそうだ。そう言えば、登りの方が道が見えやすいね。登りが1時間20分程で、下りは、45分だった。

まむし温泉でゆっくりと疲れた足を揉みほぐした後、ふくふくの里で買い物をして帰路へ着く。行実君が18時までに帰らなくてはならないシルバーボーイなので、残った4人で井尻のJAZZが流れる小洒落た店で、ビール片手に店主が丁寧に仕込んだ鮭の粕漬けを肴に乾杯。諸事雑談の後、2/11の牡蠣小屋相談をして解散。

(福嶋記)

 
博多発 新春、熱烈発信Now‼ & 新年会案内

   新春、熱烈発信Now‼

有志博多在住者が、新年会と称し(飲み会ならなんでも良い)「オオトリ」に集った。
メンバーは、10人。既に到着していた小西、寄川の二人は、先ずは日本酒をと、茨城県の初しぼり大吟醸「郷の誉」をグラス片手に味わっていた。
この酒は、少々辛口で軽い濁りを呈した仲々飲み口の良いものである。日本酒ツーではない髙田と福嶋が合流し、乾杯
( ^ ^ )/
やがて西門蒲鉾をぶら下げて大浦会長が到着。「これは旨い」と舌鼓を打ちつつ乾杯( ^ ^ )/
おかわりをすぐに所望。乾き物で始めていたところに加わった蒲鉾が微妙に旨い!

そして、今日は珍しく遅れてやって来た稲永講釈師が登場。乾杯( ^ ^ )/
さっそく日本酒談義が始まる、始まる。瞬く間に蒲鉾が売り切れ寸前に、追加発注の中華惣菜と共に関君が登場。白ビールを注文し、乾杯( ^ ^ )/
皆が腹を満たして来たところで、次の日本酒が登場。これも初しぼり大吟醸  梵の「艶」である。
こちらは、先ほどと違いやや甘口のスッキリした感じで、やはり飲みやすい。これでは進むな。

そして、東京帰りの今里君が到着して白ビールにて乾杯
( ^ ^ )/
話題は、博多うどんから同級生がやっている31号線沿いのラーメン屋「123」に移ると、熱いラーメン屋談義が始まった。
「しばらく」
(大浦)、「暖ぼ」()、「郷(さと)(小西)などなど、出るわ出るわ、しばし喧々諤々。熱が入り候、皆々様今度ぜひトライを

そして、関夫人と友人(細身の唐橋ユミちゃん似のメガネ美人)が登場して乾杯( ^ ^ )/
益々場が盛り上がってっ来て赤ワインの登場と相成りました。日本酒はといえば、稲永講釈師推薦の酒(名前忘れた)に切り替わっていきます。
こちらもやや甘口で、程良い酸味が加わった感で飲みやすく爽やか。

ここで、やおら立ち上がった大浦御大が夫婦のあり方を謳った詩を語らんとするも、酒のせいで途中で中座。
そこへ関君がベルレーヌの詩を空で朗読。これにはメガネ美人がカワイイ声で大絶賛し、アンコール
❗️アンコール❗️アンコール❗️
関君は、これに答えて
3回も謳った。(が、小生は素敵な詩であることはわかったが、覚えきれず。失敬。(-_^))

また日本酒は「郷の誉」に戻り、最後に世界のビール6種類で締めとなり、次回の25()18:30 もつ鍋屋「みやもと」にて開催を決めて解散となった。

元気なうちに集える友は良いものだ。博多の友は、いつでも歓迎するけんね。

そして一句、「初春の 宵に集えし 同期かな」 お粗末。

                                                                       福嶋記

 

 2005年に立ち上がった21回生ホームページも
今年無事10年目を迎えることになりました。
昨年から棚田君が関東地区の熱烈発信を始め、HPに強烈な刺激を与えてくれました。節目の変化の時を迎えているようです。
福岡発新年第一弾は福嶋君にレポートを書いてもらいました。タイトルは福岡在住ならご存知の某公共放送夕方の番組から拝借です。
今後も試行錯誤しながら良い方向に変化していき、皆様に親しまれるHPとなれば幸いです。

                        髙田
                  
 新年会ご案内


 新しい年を迎え、また一つ歳を重ね、後何度・・・という思いも湧く歳となりました。
今年は四捨五入すると七〇なんですよね。
新年を祝い、元気なうちに会いましょう。
新年会を博多伝統のもつ鍋の味を受け継ぐもつ鍋屋「みやもと」で開催します。
今回は夫婦同伴もOKとします。
皆様の参加を心よりお待ちしています。
返事は幹事かHP委員高田まで1月29日までにお願いします。

          記
日時:2月5日(木)18:30~
場所:もつ鍋屋「みやもと」
    福岡市博多区冷泉町8-2
1F    TEL 092-271-1343
    地図あり http://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400101/40020321/
会費:5,000円弱
幹事:大浦、小西


あけましておめでとうございます 
本年もよろしくお願い致します

 平成27年元旦


上:城戸君


下:木村君

第4回幹事会 最終打ち合わせ&出席者集計結果  平成26年10月11日

10月18日の出席者は67名でした。


1組 2組 3組 4組 5組 6組 7組 8組 9組 10組
1 奥村 大浦 岩本 具島 森實 行實 木村 松本 石橋 川邊
2 服部 江浜 増田 西園 稲吉 中村 稲永 福嶋 高田 長野
3 手島 須河内 本吉 木村 藤岡 高本 益田 結城
4 山口 小西(蓮尾) 吉住 城戸 谷口 阿部 山中 安永
5 稲葉(吉田) 平上(坂本) 寄川 平田 田所 烏田 富岡 吉富(育)
6 江原 恒松(原) 廣田 飯田(神子) 岡本(瓜生) 吉冨(聰 )
7 井原(藤原) 鳩宿 森野 柴田(大坪 力丸(日永田) 原野
8 森山 池田(中村) 山城(井上) 三津井
9 鈴本(犬丸) 塩井川(山口)
一万田(徳富)
10 藤井(千代田)
7 6 7 8 11 9 3 5 8 3

今回の同窓会の案内ハガキは名簿住所有効数の390名の方に発送しました。返信された方は248名です。
出席64名、2次会参加25名、欠席157名、あて先不明で返送27名、でした。

当日の結果は、出席67名、2次会参加26名でした。

HPへの掲載は今週中におこないます。


10月8日開催の幹事会報告

1、幹事は16時に集合し準備。当日受付では会費の徴収と名札を配布します。
2、司会進行は4組の平田君が担当。乾杯の音頭は5組の田所さん担当。
3、写真は増田君に依頼。
4、初参加と久方ぶり参加の人には挨拶をお願いする。
5、余興としてビンゴとジャンケンゲームをする。
   昨年同様に豪華景品を「ふく 富」と今回会場の「グランドハイアット」が協賛する。
   明太子やホテル宿泊券が含まれる予定。
6、席は組別にテーブルを分ける。テーブルはA~Gの7つのテーブル。
   A=1組、B=2組・8組、C=3組・7組、D=4組、E=5組、F=6組、G=9組・10組となる予定。当日受付でお知らせします。
7、その他
   2次会については30名くらいを予定。
   所在不明者のリストを作成し、所在の確認をして頂きます。
   

 2年に一度の再会と同窓会を楽しんで頂けるよう願っています。


第12回同窓会案内はがきが配分されました  平成26年8月21日
 
 8月21日第3回幹事会が開催され 、第12回同窓会案内はがきが各クラスへ配分されました。
9月には皆様のお手元に届くことになるでしょう。
幹事一同、皆様の出席をお待ちしております。

10月18日(土)18:00開催、会場はグランドハイアット福岡(キャナルシティ)です。
当日の余興についてはゲームやスピーチなどが検討され、次回の最終打ち合わせで決定します。
組別の写真は撮影予定です。
案内はがきには通信欄があり、一言メッセージをお書き頂ければ幸いです。
出席者の集計は9月から始め適当な時期にホームページに掲載します。

第12回案内はがき ←クリックすると開きます。(実物大でご覧ください)

2次会 ウィンディ ←クリックすると「ウィンディ」HPが開きます。
第12回 同窓会 日程が決まりました  平成26年6月12日
 6月12日第1回幹事会が開催され、第12回同窓会日程が決まりました。

開催日時:10月18日(土) 18:00~
会場   :グランドハイアット福岡(キャナルシティ)
       福岡市 博多区住吉1丁目2?82
会費   :男女共 7,000円

2次会については7月下旬には決定、同じく8月下旬くらいから同窓会の案内ハガキを発送する予定です。

出席:大浦、小西、服部、平上、谷口、稲永、奥村、中村、       行實、髙田、松本 以上11名
筑紫丘高校同窓会定期総会開催   平成26年6月7日
 
同窓会定期総会が6月7日会場のホテルニューオータニ博多に1,000名以上が参加し開催されました。
今年の当番は37回生が勤め130名以上が集まり、絆の大きさを見せつける結課となりました。
また、今年卒業した66回生は過去最高の進学結果、伝説をつくったとまで言われるほどで、県下1,2を争う進学校となっています。
午後6時に始まった定期総会も30分で終わり、立食形式の懇親会となり同じ席の先輩などとも談笑しながら過ごしました。
参加したのは服部、大浦、城戸、手島、谷口、山口、高田の7名。
2次会の「おおとり」へ行くと校長とのグループと隣同士で鉢合わせ、写真を撮りました。
前列左が上原校長、左から3番目が立光(たちこう)副校長、後列右が真海(しんかい)教頭、後列真中は事務局の方だったようです。
お疲れ様でした。

糸島へグルメツアー 牡蠣小屋  平成26年2月15日

215日(土)850に天神に集合した6人の仲間は10時に予約した糸島の岐志漁港の牡蠣小屋へと入りました。岐志漁港にはビニールハウスの九つの牡蠣小屋が並んでいます。その一つの「大栄丸」へ。持ち込みができるのでビール、日本酒、ワインを持ち込んで牡蠣やイカなどを注文して炭火で焼きます。

冬と言えば「牡蠣」、冬の味覚の代名詞です。炭火で焼く牡蠣が美味しく、炭火の放射熱と遠赤外線が体を温め、お酒もとても美味しくいただけます。

お酒が飲めなくても冬の味覚を求めて福岡から多くの老若男女がやって来ます。九州の大消費地を控えて立地の良さもあります。土日は賑やかで、女性の姿が多く見れることに人気の秘訣が見るようです。

北向きの湾から吹く北風もなんのその、暖房がなくても温かく心地よく海の新鮮な恵みを味わえます。牡蠣小屋を一歩湾の方へ出ると牡蠣の養殖イカダも見えます。岐志漁港の牡蠣小屋はそのイカダを9つに分けた持分からから各自の店で提供されているそうで、今年は育ちも順調だそうです。

10時に牡蠣小屋入りは早かろうとは思うけど、6人は新鮮な海の幸に舌鼓を打ちながら飲んでおりました。牡蠣はもちろんイカ・エビ・サザエ・ホタテ等、最後は牡蠣飯。60代のオジサン・オバサンには冬に温かく飲みながらアウトドア気分も味わえて極上のひと時です。周りの若者たちの少し賑やかさ、猟師の店の活気が旨味を増します。

そして遅れて飛び入りの車で参加した私はノンアルコールです。

帰省中の高本、関、稲永、森實、行實、田所、髙田が集まり、参加予定だった福島君は飛行機に4時間待たされた挙句、出発できず、ホタテられ(ほっとかれ)参加できず残念でした。

とりとめもないことを書いてしましました。イカんなスミません。



 
城戸君「新春の書」 平成26年元旦 


         

上、城戸君新春の書

下、木村君新春の書
「勝手忘年会」 2013年12月30日
年末30日欠かさず続けている「勝手忘年会」
今年も天神の和楽(やわらく)で開催されました。
今回はちょっと少ない帰省3名(福嶋・高木・安永)と4名でした。
天神でもあり食べ放題飲み放題を手ごろなお値段で楽しめる店、店内は20代の若者たちで満席で、騒がしいほどの賑やかさでしたが、60過ぎのオジサンオバサン達はまるで雰囲気に溶け込むように臆することなく元気で今年も30日に再会できたことを喜ぶのでした。若者に人気の店だけあってしゃぶしゃぶの鍋の他に料理もボリュームがあり満腹となり、その勢いで「おおとり」までいきました。故郷に帰れば「おもてなし」?する仲間がいる
元気でいる限り続けていきたいものです。

織江耕太郎著「キアロスクーロ」出版  2013年12月19日
 3年前に」「エコの闇テロリストの光」を出版した織江耕太郎こと4組田中(昭)君が、2作目を出版しました。満を持して世に問う渾身の作品、読み応えがあり、お勧めできる作品に仕上がっています。著書を手にされた方、読書後の感想を頂ければ幸いです。             高田
20131219094628.pdf へのリンク ←クリックすると開きます。同じものですが、横に表示されますので右に90度回転してご覧ください。


キアロスクーロ読後感

「キアロスクーロ」、陰影。

この小説は社会の表舞台で日本のエネルギー政策の中心として華々しく繰り広げられる原発推進活動と、その動きに影のように付きまとう社会の暗部を題材にしたものである。

一線の物理学者をして「社会の底辺の人々を金でかき集め、その命と引き換えでしか成り行かない原子力は、稚拙な人類にはまだ扱い切れない技術」と言わしめた原発。資源小国日本のエネルギー政策の切り札として社会に浸透していった原発は、放射線の影響の危険性を理解した上で、政財官学の大物、裏世界の実力者、大手マスコミを巻き込み、社会に対しては「確立された安全性」という安全神話を様々な手段で浸透させながら進められていく。

そのような裏工作の恐ろしさに目覚め、内部告発者となった曽根電総務部のエリート社員は、凄まじい圧力に耐え兼ねて会社を去り、太陽の光を一身に浴びる第一線のエリート社員から平凡な社会人に姿を変え、隠棲を続ける。

30数年の時が流れ、曽根電の原発事業展開の影の部分として心と体に大きな傷を負わされた男たちが、運命の糸に操られるように一堂に会し、それぞれの怨念を晴らすために動き出す・・・・良心の呵責の必要のない形で。

情景描写、行動描写そして心理描写は詳細で写実感に富み、読むものは映画でも見ているかのように正確にその場の雰囲気を感じ取ることができる。

犯人は初めから分かっている。しかし、登場人物の心の動きと駆け引きは複雑であり、著者はその豊かな想像力によって読者を意のままに翻弄する。読者は予想を超える話の展開にいつの間にか引き込まれ、時の経つのも忘れて没頭させられるのである。

前作から3年を経て世に出た今回の作品は、著者の幅広い知識と繊細な感受性によって社会問題をサスペンスとして分かりやすく解き明かしており、著者のノベリストとしての成熟を感じさせる大作である。

                                    2014年1月

                                       高本


読書後の感想

内部告発から始まる主人公の軌跡。

貧しいながらも海の傍で豊かな自然に恵まれ、兄の支援で学び電力会社のエリートとしての道を順調に歩きはじめた主人公。それが故に選ばれた者だけのクラブ「キアロスクーロ」へ通うことになる。

キアロスクールを舞台に事態はエリートを巻き込みながら進む。エネルギー政策、原発推進の電力会社エリートがとった行動、内部告発。

物語はキアロスクールを舞台に原発推進の暗部をえぐりながら事件に巻き込まれた登場人物たちが上手く描かれていて、読むほどに魅入られるストーリーで良い作品になっている。

ひとこと言わせてもらうと最後まで物語に魅入られ引き込まれていたのに最後の最後にスッキリかっこよく終わってしまったかな。

2冊分はある大作、時間が許せば一気に読んでみたくなる小説です。

                                                                        高田
高本孝一著「真実の口」  平成25年7月27日

事故調査と責任追及の分離を求めて

JL706便における事故調査と刑事捜査の実態~

書名 :真実の口

副題 :日航706便機長が語る

事故調査と裁判の記録

著者 :高本孝一

出版社:本の泉社

定価   1890 (税込)

 

内容説明

JL706便事故は、誤った事故調査報告書に基づく誤った起訴へと進展した。

日本の事故調査における権威とみなされている事故調査委員会(運輸安全委員会)と警察検察の不当な対応に、当該組合と日乗連はいかに取り組み、いかにして機長の人権を守ったか。

日本における事故調査の不十分さと、事故に関して刑事処罰を求める風潮の危うさを指摘し、安全性を向上させるための事故調査の在り方と、国民の真の利益とは何かを説き明かす書。

 






目次

第1章 事故発生 会社と事故調査委員会の動き
第2章 事故後の報道と会社の動き
第3章 機長組合独自の調査と安全活動
第4章 事故調査報告書と日乗連調査チームの分析
第5章 刑事捜査と裁判
第6章 航空事故調査
第7章 JL706便事故への取り組みの成果と影響
第8章 IFALPAへのお礼

 

* 書店で入手困難な場合は、インターネットによる通販が可能です。


田中(昭)君の書評が届きましたのでご紹介します。


高本孝一著「真実の口」。JL706便機長の著者による、事故調査と刑事裁判の全記録。膨大な資料と著者の抜群の記憶力で緻密に描かれたこの著書は、「安全」について考える鍵を読者に与えてくれた。そして、安全を確保するために存在するはずの事故調査委員会の活動が、実は本来の目的からはなはだしく逸脱していることも事実として教えてくれた。 
 本来、事故調査というものは科学的データを積み重ねることで成り立つもの。そしてその目的はさらなる事故の防止にある。しかし、日本における事故調査は手法も目的も全く違うところにあるという現実を読者はこの著書で知ることになる。
 国土交通省肝いりの事故調査委員は事故の原因を機体に求めることはしない。機体導入許認可を問題化されたくないのだ。人に責任を負わせるのはコスト的に安い。あとは、お歴々が記者会見の席で頭を下げる儀式で収束が可能。―――といった日本特有の悪習慣はもうやめようではないか。著者の叫びが聞こえてくる。
 警察の恫喝にも、検察のでっちあげにも、ひるむことなく、「真実は一つ」との思いを胸に果敢に挑戦し、そして勝利した著者はまさに「静かなる英雄」(P394)と呼ぶにふさわしい。




6月12日に掲示板へ投稿された高山君の紹介です。

同窓の我々だけでなく、一般にも深く考えさせられる一冊の本が世に出た。遭遇した航空機事故の当事者である高本君が10年間を要した事故調査委員会への対応と裁判の記録を克明に記した。400頁の大著である。事故前日から名古屋高裁で事故調査委員会の事故報告書の事故原因の中身を否定した上での「完全無罪」獲得した日までを軽快なテンポで描き切っている。最後に、日本に於ける事故調査の課題について根本的な提言を加え文章を締めくくっている。この事故の真の原因は何であったのかと云う技術系人間の「素朴な問い」とこれを解明しようと云う彼と彼の仲間達の戦略的、合理的活動の記録と言っても良い。「実態は官僚組織の末端に位置づけられる事故調査委員会との不毛な論争」に加え「新型航空機導入時の国土交通省航空局と航空会社の位置関係」「米国航空機産業への従属性」、「エアーラインビジネスの実情」、「計算機制御を多用した現代航空機に内在する不安全要因」と云った社会が関心を持つべき事に正面からメスを入れている。時系列の記述のなかに、彼の「事実あるのみ(真実の口)」と云う固い信念とともに家族への思い、裁判の各場面での心の揺れなどが垣間見え、高本君の人間性の一端を伺い知る。文章は簡潔である。ことの外公判でのやり取りの記述が面白い。ご一読をお勧めする。